ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道
行けるものなら行きたい!何とかして行けたらいいのに!と強く強く思っていた
大阪中之島の国立国際美術館で開催されていた「ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道」に行くことが出来ました!
7年ぶりの中之島でした。
国立国際美術館の個性的なデザインの外観を間近で見れて感動。この日はまた私の大好きな曇天でしたがこちらの建物は夜景がいちばん映えるんですよね。
晴天でも違った感じで映えるでしょうが曇り空はちょっと似合わない気がする...でも素敵なものは素敵です!!
金曜日の正午を過ぎた時間帯でも沢山の人。
荷物と上着をロッカーに預けておいて正解でした。
物凄い展示作品数!お目当てのクリムト作品にたどり着くまで長かったこと!!
まさに世紀末への道を辿っているようでした(^o^)
クリムト作品の前に立つ時の緊張感は他のどんなシチュエーションでも有り得ないものです。
クリムトのいちばん愛しい女性エミーリエ・フレーゲさんの肖像に逢いたくてたまらなかった私ですから
撮影OKだなんて有り難すぎました。
生身の麗しい女性がそこに立っているかのような生命の輝きに満ちたエミーリエさんがこちらです!
(私の撮影の腕前は残念ですが)
人が多い(男性も多かった)ので私の身長でもなかなか思うように撮れませんでした。
撮影が許可されていた作品はこちらのエミーリエさんの肖像画だけでしたが本当に有り難い限り。
クリムト作品以外で目を惹かれたのは
ルドルフ・フォン・アルトの「祖父の誕生日祝い」という絵画。描かれている子供の1人の目線がじっとこちらを見つめているので目が合います(笑)
こちらの作品は購入したミニ図録に載っておらず残念。またいつかどこかでポストカードかポスター等を買える機会があったらいいな、と心に留めておきます。
年齢を重ねると大変なことばかりで正直いいことなんて何もないと感じるような歳になってきましたが好きな絵画から得られるものは年々多くなっている。
まさかこれも老化現象のひとつ?
それでもいい。その日その時吸収できるものは明日以降の糧になると信じて生きましょう。